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「親を見守る」ってどういうこと? セコムの担当者に聞いてみた! 親と子の安心のつくり方【前編】

いつも心配なのが、離れて暮らす親のこと。「もしも」のことがあったら…

記事の発言・監修・ライター
「オヤノコト」編集部 ライター
岡田知子(Tomoko Okada)

雑誌やWeb媒体などの健康・実用系記事の執筆や編集を中心に活動中。介護施設への転居や病院でのほぼ寝たきり入院を経た両親を見送り、現在は実家の片づけや売却などに悩む、まさに「オヤノコト」世代。人生100年時代に備え、最近は「歯の健康」や「筋力維持」のための体のケアに興味津々。

目次

「最近、離れて暮らす親のことが、ちょっと心配になってきた」「親が暮らす実家の防犯面が気になる」…。電話をしたり、様子を見に行ったり、できることはしているつもりでも、仕事や家庭の事情で頻繁に実家に行けなかったり、行きたいタイミングで行けなかったりすると、「何かあったとき、すぐには駆けつけられない」と心配になりますよね。

そんなとき、思い浮かぶのが「見守りサービス」や「ホームセキュリティ」という選択肢ですが、そこまでするのはちょっと大げさな気も。

ということで、今回、「オヤノコト.ステーション」で各種見守りサービスを提供しているセコム株式会社の岡田菜花さんにいろいろと聞いてみました!

数々の困りごとに寄り添ってきた岡田さんの言葉から見えてきたのは、私たちの固定観念をガラリと変える、今の時代ならではの「見守り」の形でした!

目の前で親子げんかが勃発⁉ 見守りのプロが見る親子の事情

「見守りサービスは、特別な人だけが利用するものではないんですよ」

セコム株式会社の岡田菜花さん
やさしい笑顔で話してくれた、セコムの岡田菜花さん。なんでも相談できる頼もしい味方です

開口一番、岡田さんはやさしい笑顔でそう語ってくれました。岡田さんは2011年にセコムに入社して以来、現場の第一線で数々の家族と向き合い続けてきた「見守り」のプロ。そこで感じるのは、「親を心配する子」と「子に心配をかけたくない親」、どちらにもそれぞれの思いがあるということだそうです。

相談は、子からの場合と、「子に迷惑をかけたくないから」と親本人からの場合が、おおよそ半々。「親は見守りサービスを嫌がる」といったイメージがあったので、これは意外でした!

「見守られる側」である親には親なりの「自分のことは自分でしたい」「子の負担にはなりたくない」という思いがあり、一方で、「見守る側」である子からすれば、「何かあったときに、そばにいられない」という不安があります。その両方の気持ちを受け止めながら、どうしたらいいかを一緒に考える。それが岡田さんの大事な仕事なのだそうです。

「親御さんとお子さんの間で意見が真っ向から食い違って、私の目の前で親子げんかが始まってしまうこともよくあるんですよ(笑)。お子さんは『お父さん、もし夜中に倒れたらどうするの! 心配だからセコムを入れようよ!』と怒り、親御さんは『私はまだしっかりしている! 余計なお金を使って変なものを付けるんじゃない!』と譲らない。お互いに愛があるからこそ、感情がぶつかり合っちゃうんですよね」

そんなやり取りを目の前でされることもあるんですね?

「はい、私はさまざまなご家庭のリアルな事情を見てきましたし、親御さんが嫌がる気持ちも、お子さんの心配でたまらない気持ちも、どちらもよく分かります。だから、まずは双方のお話をじっくりお聞きすることから始めるんですよ」

これは頼もしいですね。私たちが求めていたのは、見守り商品やサービスの単なる説明ではなく、家族それぞれの気持ちに寄り添いながら一緒に考えてくれる、経験豊富なプロの存在なのかもしれませんね。

「見守り」は特別なことじゃない。鍵をもう1つ増やす感覚で

でも、「セコム」というと、なんとなく敷居が高いのですが……。大きな一戸建て、いわゆる「お金持ちの家」が利用しているイメージです。ところが、「『うちなんかがセコムさんにお願いしていいのかしら』って遠慮されるお客さま、実はすご~く多いんですよ!」と、岡田さん。

「見守りサービス」、しかも「セコム」と聞くと、どうしても「介護が必要になった人が使うもの」「大がかりなセンサー工事をして、監視されるような生活になるもの」と重くとらえてしまいがちですが、岡田さんは「もっと気軽に考えていただければ」と話します。

「今の時代の『見守りサービス』は、決して大げさなことではありません。『玄関のドアに補助鍵をもう1つ増やす』くらいのイメージで、ごく自然で身近なものだと思っていただければ。実際、セコムの見守りサービスを利用されているお宅は、みなさんがイメージされている一戸建てにお住まいの方ばかりではないんですよ。賃貸マンションにお住まいの方もいらっしゃいます」

なるほど! 家の防犯対策として鍵を二重にしたり、防犯カメラを付けたりするのと同じように、「何かあったときに頼れるものを1つ増やしておく」という考え方でいいのですね。

専用の機器を設置するため、賃貸マンションやUR賃貸住宅で導入する場合は、事前の確認が必要だそうですが、この点についても「気軽に相談してくださいね」とのこと。

さらに驚いたのは、利用している家族の多様さでした。

「遠方に1人で住む親御さんが心配で…というケースはもちろんですが、実は今、『シニアのご夫婦2人暮らし』で見守りサービスを利用されているご家庭も増えているんです。お互いに高齢になると、家の中で1人が倒れたときにもう1人が気づけないかもしれないし、体を起こしたりすることができないかもしれません。夫や妻が1人で買い物に出かけている間に何かあったらどうしようという不安を解消するために、2人暮らしのお宅でもご活用いただいています。見守りサービスの活用の場は、皆さんが思っている以上にすごく広いんですよ」

私たちが「セコムの見守りサービスは敷居が高い」と思い込んでいただけで、時代とともに、見守りサービスはもっと身近で、もっと柔軟なものへと進化していたのですね!

セコムの担当者に相談する夫婦
セコムの「見守りサービス」のプランはさまざま。まずは気軽に相談してみるのが、安心への近道です

パニックの瞬間、本当に「スマホ」が使えますか?

離れて暮らす親に何かあったとき、「見守りサービス」を導入していれば、子としては安心です。ですが、親に「私はまだ大丈夫」と嫌がられてしまったり、子のほうが「まだ必要ないかな」なんて思ったりすることも。

実は私も「見守りサービスなんて使わなくても、親の身に何かあったときや自宅でトラブルが起こったときは、私に電話をしてくれたり、救急や警察に連絡してくれればいい」と思っていました。

ですが、ここで岡田さんからひと言。

「本当に具合が悪くなったり、家に緊急事態があったとき、落ち着いて電話したり、話せたりするとは限らないんですよ」

急に具合が悪くなった高齢の女性
万が一のとき、落ち着いて電話で連絡できるとは限りません

「救急って110番だっけ? 119番?」「転倒して動けないけれど、携帯電話が手元にない」と、パニックになってしまうこともよくあるそうです。これは確かに! 私でもスマートフォンのロックを解除して、電話のボタンを正確に押せる自信がありません。

セコムの「見守りサービス」には、緊急時に機器を握ったり、救急ブザー用ストラップを引っ張ったりするだけで通報でき、24時間365日、緊急対処員が駆けつけてくれる仕組みがあります。これは、そういった事態を考えてのこと。

緊急時には、住所をうまく伝えられないかもしれない。いくつもボタンを押す余裕もないかもしれない。

だからこそ、「とにかく機器を握るだけ、ひもを引っ張るだけで助けを求められるようにしたい」という思いから開発されたのだそうです。

さらに、本人が意識を失って、機器を握ったり、ストラップを引っ張ったりできないケースも想定し、生活動線にセンサーを設置し、動きがあるかを見守る仕組みもあります。

実際に導入した家族からは、「夜、安心して眠れるようになった」という声が、親からも子からも届いているそうです。

救急通報機器「マイドクター」
「セコム・ホームセキュリティ 親の見守りプラン」の救急通報機器「マイドクター」。ペンダント型でいつも携帯でき、黄色いボタンを握るだけで救急通報できます

後編では、岡田さんがよく知る最近の犯罪傾向なども交えながら、親が感じる「見守られることへの抵抗」と、子が感じる「近くにいられない不安」について、もう少しお聞きします。


離れて暮らす家族が安心でつながる
セコムの見守りサービス

セコムでは、急病やケガ、犯罪などに対応するさまざまな見守りサービスを用意。各サービスの専用アプリから、親の様子を簡単に確認できます。緊急発進拠点は全国の約2,500カ所(2026年3月末時点)に設けられており、必要に応じて緊急対処員が駆けつけて、適切に対処します。

セコムの見守りサービス
「もしものときには誰かが対応してくれる」。そう思えることが、親と子の日々の安心に



日々の見守りに24時間365日の駆けつけをセット 「セコム・ホームセキュリティ 親の見守りプラン」

セコムのホームコントローラー
救急通報機器「マイドクター」
浴室でも使える「マイドクター」

ボタンタイプで使いやすい「ホームコントローラー」(左)や、急な体調不良や緊急時にボタンを軽く握るだけでセコムに信号を送信する救急通報機器「マイドクター」(中)などの機器類も、すべてプランに含まれています。「マイドクター」は生活防水仕様で、浴室でも利用OK

◆主なサービス内容(利用場所:屋内)
24時間365日いつでも駆けつける救急通報サービス、安否みまもりサービスなどのほか、通常の「ホームセキュリティ」の標準サービスである防犯サービス、火災監視サービス、非常通報サービスなどがパックになったプラン。緊急時の通報は「握るだけ」または「ボタンを押すだけ」でつながります。料金プランは「レンタル」、または「お買い取り」からお選びいただけます。

①救急通報サービス:急病時などに、ペンダントを握るだけでセコムに救急通報。
②安否みまもりサービス:廊下・トイレ前などに設置したセンサーで動きを確認。異常時は自動で信号送信。
③防犯サービス:泥棒の侵入をセンサーが感知して通報。
④火災監視サービス:火災を感知したときは異常信号を送信。必要に応じて119番通報も。
⑤非常通報サービス:危険を感じたときには、非常ボタンでセコムに通報。
⑥電話健康相談サービス:24時間365日、健康に関する相談や質問に看護師が対応。

◆レンタル料金
・月額:5,100円(税込5,610円)~
・初期費用:工事料49,900円(税込54,890円)保証金20,000円(非課税・契約満了時返却)
※料金は一例。設置する防犯センサーなどにより、料金が変動します。

◆お買い取り料金
・月額:3,300円(税込3,630円)
・初期費用:買取システム料金258,800円(税込284,680円)
※設置機器の個数・建物構造・設置状況によって、料金は異なります。
※取付工事料は買取システム料金に含まれます。

見守りや緊急通報のほか、通話もOK 「セコムみまもりホン2」

セコムみまもりホン2
一見すると、まさにスマホ! 上部に付いている救急ブザー用ストラップを引っ張ると、セコムに救急通報。要請に応じて緊急対処員が駆けつけ(有料)。家の中でも外出先でも使えます。

◆主なサービス内容(利用場所:屋内・屋外)
あらかじめ登録した連絡先(最大49件)と通話やSMS(ショートメッセージ)ができる通信機能のほか、本体の救急ブザー用ストラップを引っ張るだけでセコムへの通報・駆けつけサービス(有料)も搭載。設定したタイミングで安否確認のボタンが画面に表示され、子どもや家族など登録済みの連絡先に結果を通知する安否確認機能なども備えています。

①救急通報:自宅や外出先で急に具合が悪くなったとき、必要に応じて駆けつけ(有料)。
②救急情報お預かり:持病や服用中の薬、家族やかかりつけ医の連絡先など情報を預かり、119番通報した際にその情報を本体に送信し、消防機関や医療機関へ情報提供。
③電話健康相談:24時間365日、健康に関する相談や質問に看護師が対応。
④安否確認:本体の画面上で、設定した時間に安否確認のボタンを表示。利用者がボタン操作をすると、登録済みの連絡先へ結果を自動送信。
⑤位置検索:携帯電話やパソコンから専用のホームページにアクセスし、利用者の居場所を確認。
⑥携帯電話機能:液晶タッチパネルで、操作も簡単。毎月最大27分ぶんの通話が無料。

◆利用料金
・基本料金:月額2,500円(税込2,750円)
・加入料金:10,000円(税込11,000円)
【その都度かかる料金】
・現場急行料金(かけつけ/要請による利用者の様子確認):10,000円(税込11,000円)/1回(1時間まで)
・通話料金:16円(税込17.6円)/30秒(毎月最大27分ぶん以降)

外出中の親をGPS機能で見守る 「ココセコム」

見守り専用端末「ココセコム」
重さはわずか約67g(バッテリー含む)。持ち運べる、見守り専用端末です

◆主なサービス内容(利用場所:屋外)
GPS端末の通報ボタンを押すだけでセコムに通報。要請によりセコムが駆けつけます(有料)。親の外出時には、位置情報をアプリ上で確認できるので安心。

①位置チェック:本体の現在位置をGPS機能などで確認できます。
②「セコムかけつけ」サービス:要請があった場合、ココセコム本体のおおよその位置へ緊急対処員を急行させ、安全確保に努めます。
③セコム通報:危険や不安を感じたら、本体の通報ボタンを押すだけの簡単操作で、すぐに通報。

◆利用料金
・基本料金:月額1,200円(税込1,320円)
・加入料金:4,500円(税込4,950円) ※インターネット申し込みで500円割引あり
【その都度かかる料金】
・セコムかけつけ料金:10,000円(税込11,000円)/回
※1時間を超える場合は、1時間ごとに10,000円(税込11,000円)/回が必要です
・位置チェック料金(オペレーター対応):200円(税込220円)/回

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