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今は元気だけれど、やっぱり高齢の親の「万が一」が心配…

雑誌、Web広告などを中心に幅広く活動中。現在、80代の母親と同居するリアル「オヤノコト」世代。聴こえの衰えや唐突に前後する会話に母親の“年齢”を実感しつつも「まだまだ元気そうだし…」と、趣味である野球観戦やライブ遠征に備え、食べるための「歯」・元気で過ごすための「足」の健康維持に励む日々。
離れて暮らす親の様子は気になるけれど、何かと忙しい日々の中で、毎日、電話や通信アプリで連絡を取り合うのは、正直ちょっと面倒なときもあったりして――今、高齢の親の暮らしについての不安や心配をサポートすることを目的に、「高齢の親を見守る」ことができる製品やサービスが登場しています。
そこで今回、創業以来数多くの見守りサービスの紹介・体験、開発支援をしてきた「オヤノコト」編集部がその「タイプ別」にそれぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します ! “我が家”にぴったりのサービス選びに、ぜひお役立てください。
今は元気だけれど、やっぱり高齢の親の「万が一」は心配…
とはいえ、どう選べばいいのか、そもそも見守りサービスを導入することでどんな安心が得られるのかイメージできないという方も多いのではないでしょうか。
見守り機器は、選び方を間違えると、「導入したけど意味がなかった」となったり、親の方がストレスを感じることも。
これまでも、「オヤノコト.ステーション」(市ヶ谷)で展示している見守り機器を体験していただきながら「ご家族に合うタイプはこちらです」とアドバイスしてきたことも多々ある「オヤノコト」編集部が選び方のコツについてご紹介していきます。
“我が家”にぴったりのサービス選びに、ぜひお役立てください。
「オヤノコト.net」では、現在、さまざまに提供されている見守りサービスをその機能や、できることによって、下記のような3つのタイプに分けてご紹介しています。
■センサータイプ
使用履歴や行動履歴を記録するセンサーによって、親の生活の様子を確認する
■訪問・駆けつけタイプ
直接訪問して親の様子を確認してくれる。また、「いつもと違う!」時には現地に駆けつけてくれるものもある
■コミュニケーションタイプ
親の様子を知る+メールや通話アプリと連動して直接コミュニケーションが取れる

ここからはこれらの「3つのタイプ」別に、その特徴やメリット・デメリットをご紹介します。ぜひ、自分たち家族が欲しい機能が備わっているか、高齢の親にも自分たちにも、負担やストレスがかかるようなポイントはないかを確認しながら、比較検討してみてください!
センサータイプの見守りサービスは、一般的に高齢の親がいつも使う、多くの時間を過ごす場所(例えばリビングやキッチンなど)に人の動きや体温などを感知するセンサーを設置し、その部屋やスペースを「いつも通りに使っている=変わらず元気に過ごしている」ことなどを通知やメールで知らせてくれるサービスです。
また、今はポットや照明器具、冷蔵庫など、センサーを内蔵した家電製品の使用状況から高齢の親の「いつもと変わらない暮らし」を確認できるサービスも登場しています。

製品・サービスによって若干異なりますが、通知されるのは下記のような内容です。
■あらかじめ設定した指定時間に「定時報告」として送られてくるもの
いつも通りその部屋やスペース、機器を利用している
■異常を感知した時にすぐに通知してくれるもの
長時間(だいたい24時間程度)その部屋や場所、製品の利用が確認できない
センサーや家電製品に故障や異常(電池切れなど)が発生している
見守る側(「オヤノコト」世代)は、毎日送られてくるこうした情報を見て「いつもと変わらず暮らしているな」と高齢の親の様子を感じ、異常を知らせる通知が来たら「何かあった?」と、すぐに連絡を取るなどの対応を取ることができます。
センサータイプのメリット:監視感はないのに「異変」を早く確認できる安心感

このサービスの最大のメリットはセンサー付きの機器を設置・導入さえすれば、見守られる側である高齢の親は「いつもどおり生活するだけ」なので、監視されている感が非常に少ないこと。また、見守る「オヤノコト」世代も、親の「いつもと違う?」という変化に早く気づくことができるようになるといった安心感が得られます。
センサータイプのデメリット:どんな「異変」が起きているのか確認できないもどかしさ
しかし、一方でこのタイプのサービスは、高齢の親の様子が「いつもと違う」ことは知ることができても、その理由までは確認できないというデメリットもあります。そのため、「異常」が通知された場合、直接連絡を取る、連絡が取れない場合は近くに住む親戚や友人などに様子を見に行ってもらうなどの対応が必要になります。「異常」が知らされた後に迅速な対応ができず、よりもどかしい思いをすることになる可能性も。
駆けつけタイプの見守りサービスは、定期的に、もしくは室内センサーを併用して「異常」を検知したときに、直接、見守られる側である高齢の親宅に担当者(もしくは緊急対処員)が訪問し、親の様子を確認・報告してくれる…というのが一般的。

このサービスはおもに警備保障会社や宅配や郵便局、宅食会社などにより提供されており、乳飲料やお弁当の定期的なお届けの際に高齢の親と会話し、その様子や会話の内容を報告してくれるというものもあれば、「連絡が取れない」「室内のセンサーが異常を検知した」という時に警備員が駆けつけ、様子を確認してくれるというものもあります。
訪問・駆けつけタイプのメリット:「直接」高齢の親の様子や状況を確認してもらえる安心感
やはりこの「訪問・駆けつけタイプ」のメリットは、直接、実家(高齢の親の住まい)を訪れ、様子を確認してくれるところ。
特に警備保障会社のサービスは「連絡が取れない」など、いつもとちょっと違う…と感じた時に様子を見に行ってくれる・駆けつけてくれるというのは、遠方に住んでいて自分たちではすぐには対応できない人にとっては心強いサービスといえます。

訪問・駆けつけタイプのデメリット:訪問・駆けつけ「だけ」では契約ができないことがほとんど
この訪問・駆けつけタイプの見守りサービスは、警備保障会社や宅配・宅食サービスの会社が提供しているものがほとんど。そのためこの訪問・駆けつけのサービスを利用するためには、宅配のお弁当の契約が必要だったり、自宅に合わせてセンサーによる見守りや防犯のシステムを入れる工事が必要だったりする必要があります。
また、当然ながら見守られる側(高齢の親)が、「自宅に知らない人がくる」ことに不安や抵抗を感じる場合には、このタイプの利用は難しいといえます。
「コミュニケーションタイプ」の見守りサービスは、AIなどを搭載した専用の機器を高齢の親宅に設置することで生活の様子が確認できるだけでなく、高齢の親の話し相手になってくれる、「オヤノコト」世代が送ったメッセージを音声で親に伝えてくれる…など、コミュニケーションの支援もしてくれます。専用機器は見た目も愛らしいロボット型など、話し相手として高齢の親にも受け入れられやすいデザインのものも少なくありません。会話の機会が減っていることに不安を感じる時にもお勧め!

このタイプの専用機器が「できること」は、以下のようなものがあります
■見守り機能
内蔵する人感センサーやカメラで高齢の親の「動き」を検知する
部屋の温度や湿度の状態、転倒などの異常がないかを確認する
■会話やコミュニケーション
挨拶から天気、ニュースなどの雑談で高齢の親の「話し相手」となる
薬や食事の時間などを声掛け、日常の生活リズム維持をサポート
■親と子の繋がり・連携をサポート
専用アプリに生活の様子や異変を通知してくれる
メールなどを連動して、送ったメッセージを音声で読み上げてくれる
ただ一方的に「高齢の親の様子を知る」だけでなく、改めて電話をするほどではない簡単な連絡なども取りやすくなるので、通話アプリが使いこなせない・スマホの着信に気づいてくれない…など高齢の親との会話手段にお悩みの方にもお勧めです。
コミュニケーションタイプのメリット:会話、コミュニケーションの機会を増やして認知症の予防にも

高齢の親との連絡手段にお悩みを抱える「オヤノコト」世代にうれしい機能を多く備えており、親子のコミュニケーションもサポートしてくれるのが最大の魅力。また、ひとり暮らしになると会話の機会も減ってしまうため、高齢の親の「話し相手」になってくれるという機能は、認知症予防の側面からも心強いポイントといえます。
コミュニケーションタイプのデメリット:専用機器が高価。機械操作が苦手だとトラブル時の対応も難しい
見守り、会話、通信…できることが多いだけに、専用の機器は数万円~10万円を超えるものなど、他のタイプの見守り機器に比べて価格が高め。導入するには「使いこなせるか」といった検証をしてから購入した方がよさそう。また充電や、電源のON・OFF、メッセージの再生など、高齢の親にもある程度の操作が必要になるものが多いので、機械操作に苦手意識が強い場合は敬遠されてしまう可能性も。
ここまでタイプ別に見守りサービスの特徴についてご説明しました。まずは今、抱えている「高齢の親への不安」を考え、それを払拭してくれる機能を持ったサービスを選んでいただければと思いますが、同じタイプでも、製品やサービスによってできること、必要な手続き、価格などが異なるため、決断できずに迷ってしまうケースも多いと思います。
「オヤノコト.ステーション」では、知識・経験豊富なスタッフからあなたに最適な」見守り製品・サービス選びに関する詳しい説明、アドバイスをさせていただきます。
また、代表的な機器を実際に見て、触って、体験することも可能です! まずは以下のお問い合わせフォームからご予約のうえ、お気軽にご利用ください。

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