ご相談はお気軽に

「とりあえず相談」でも大丈夫です
親の介護や、家族の老後、補聴器や見守り商品など
「オヤノコト」について総合的にお手伝いしています
お急ぎの方はお電話で
03-6265-0446 平日10時~18時 相談してみる
親のこと・老後のご相談はお気軽に
【広告】
写真はイメージです
「墓じまい」や「樹木葬」「散骨」などの言葉をよく聞きます。
「海への散骨で簡単にしてほしい」
「木の下で眠る樹木葬って明るい感じでいいわね」
「お墓が遠いところにあると、子どもたちに迷惑をかけてしまう。いっそ墓じまいを」「まだ先のことだから、そのときが来たら考えよう」
……お墓を維持するのを、大変なこと、面倒くさいことと考えていませんか?
実際のところ、それらのイメージは正しいのでしょうか。
お墓のエキスパート、須藤石材株式会社の塩崎唯一(ゆいつ)さんにお話を伺いました。
今回はお墓の引っ越しを実際に行った家族の例を紹介しましょう。
Sさんは東北地方から両親を呼び寄せましたが、お墓をどうするかについては後回しにしていました。ところが、両親の生活が落ち着くにつれ、両親は地元に残してきたお墓が気になるようになったのです。「自分たちだけ子どものもとに行ったのでは、残されたご先祖に申し訳ない」と口にするようになりました。そこで、今の住まいの近くに、お墓の引っ越しをすることを決めたのです。
当初、Sさんは「しばらくは自分が親を連れてお墓参りに行けるのだから、地元に残したままでもいいのではないか」と考えていましたが、両親の熱意に押され、お墓の引っ越しに同意。両親が望む形でお墓の引っ越しが完了しました。両親はこれで気持ちがスッキリしたと喜んでいたそうです。
その後、母親が亡くなり、葬儀や法事でお墓参りをする機会が増えました。お彼岸やお盆にも家族でお墓に手を合わせています。東北地方にお墓があるままだったら、これほどお墓参りに行くことはできなかっただろうと想像しています。「近くに、親やご先祖を思う心のよりどころがあることで大きな安心を感じています。親が、健在なときに引っ越しを決断し、自分たちで手続きまでしてくれて本当に助かりました」と、親に感謝しています。今後は、Sさんがお墓を継いでいくつもりです。
お墓の引っ越しは大変なのではないかと考える方のために、流れについてもお話しておきましょう。お墓の引越しは正式には「改葬」といい、今のお墓の所在する市区町村の役所に改葬許可の申請をする必要があります。
<お墓の引っ越しの流れ>
という流れです。人間の転居をイメージしていただくといいと思います。
(参考:須藤石材の「引越しの手続き・手順」より抜粋)
<お墓の引っ越しにかかる費用>
では、お墓の引っ越しにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
解体費用は、元のお墓の形状にもよりますが、まず1㎡あたり10万から15万程度と言われています。あくまでも目安ですので、必ず石材店に頼んで見積もりを得ましょう。石材店は民間霊園や寺院墓地なら指定の石材店がありますので、その石材店に依頼します。公営の霊園の場合、指定石材店はないので、どこの石材店に頼んでも大丈夫です。
次にご遺骨の引っ越し先のお墓を購入する費用。これは引っ越しする先のお墓の形態によって変わってきます。他には、寺院墓地の場合、お寺への今までお世話になったことへのお礼(お布施)も必要になります。また、お墓からご遺骨を出し入れするときは、石材店がお手伝いしますが、その際の費用がかかります。
お墓に関する知識や情報がなく先送りすることで、将来兄弟と姉妹の間でトラブルになったり、場合によっては親の住まいまで選択肢が狭められたりする可能性もあります。
「墓じまいって何?」「一般墓地や樹木葬って何?」など漠然としたことでもかまいません。お墓について何か知りたいと思ったら、ぜひ石材店に相談してほしいと思います。墓じまいにしても、ご家族の皆様のおかれている状況やお墓に対するお考えをお聞きすると、様々な選択肢が考えられるケースが多いです。ご先祖、ご両親、お子様、そしてお孫様までを含めて考え、お墓はどうするのが一番良いのか、先々まで見据えたご提案をいたします。
お墓は、単にお骨を納める場所ではありません。故人を偲ぶ場所であると同時に、ご先祖から脈々と続く命の中で、今ここに自分がいる証でもあります。まさにお墓は、過去と現在、そして未来をつなぐ場所なのです。
「そろそろ親のこと」を考えるなら、一緒に「そろそろお墓のこと」も考えてみませんか。
▼お墓にお悩みの方、これから考えなければ・・・という方、ご参加ください▼
お墓に関するお悩みごとは、お気軽にご相談ください
(相談業務委託先:須藤石材株式会社)
●親のお墓、どうしよう?
●お墓のことについて、家族での話し合いが進みにくい、どうやって決めたらいい?
●霊園を見学したい、紹介してほしい
●老朽化してきたお墓をリフォームしたい
●離れた場所にあるお墓を近くの墓地に引越(改葬)をしたい
●墓じまいをしたい・・・など。
私が須藤石材に入社したのは平成8年。大学の就職課で求人票を見て応募しました(よくお墓が好きだったの?と聞かれますが違います)。新入社員の時から牛久浄苑、船橋森林霊園などの現場勤務をしたおかげで、霊園管理、墓石発注、 宗教の事など、現場でしか覚えることのできない、石屋のいろはを学びました。入社して今年で29年目を迎え、今まで多くのお客様のお墓のお悩みを聞いて参りました。いつも感じるのは、お墓についてご家族みなさんと本音でお話をしていただけたらいいのにということ。話しにくいなというときには、私が間に入ってお手伝いします。
その時は、ご家族でいらしてください。
調査データ・写真・イラストなどすべてのコンテンツの無断複 写・転載・公衆送信などを禁じます。転載・引用に関する規約はこちら