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公開日:

「オヤノコト」編集部にシャープの『ポケとも』がやってきた!~「コミュニケーションロボット」は高齢の親の孤独を防ぐ救世主となるか

記事の発言・監修・ライター
「オヤノコト」編集部 ライター
大野ルミコ(Rumiko Ono)

現在、80代の母親と同居するリアル「オヤノコト」世代。聴こえの衰えや唐突に前後する会話に母親の“年齢”を実感しつつも「まだまだ元気そうだし…」と、趣味である野球観戦やライブ遠征に備え、食べるための「歯」・元気で過ごすための「足」の健康維持に励む日々。

目次

離れて暮らす高齢の親はひとり暮らし。なるべくこまめに連絡を取るようにはしていますが、会話の機会が少なくなっているのが不安。

……「オヤノコト」相談室には、このような高齢の親の“コミュニケーション不足”に不安を感じている方からの声が多く寄せられています。

そんな不安を解消してくれるアイテムとして、近年、注目度が高まっているのがAI(人工知能)技術を用いて人間と交流・対話ができる「コミュニケーションロボット」。とはいえ、どのくらいスムーズに会話ができるのか、本当に高齢の親でも使いこなせるのか、コミュニケーション不足をどのくらい解消できるのかがわからず、気になりつつも導入に踏み出せないという方もいると思います。

そこで今回、「オヤノコト」編集部では、2025年11月に発売されたシャープのコミュニケーションロボット『ポケとも』を迎え入れることに。その一緒の時間を楽しみつつ、その使用感や“会話力”を確認しました。

ポケともの顔がドーンと印刷された箱もカワイイ

『ポケとも』はミーアキャットをモチーフにしたロボットで、身長は約12cmとポケットやカバンに入れていっしょにお出かけもしやすいコンパクトサイズ。しかも表面はフロッキー加工されていて見た目にも温かい雰囲気となっており、いかにも「ロボット」だと感じさせるような光沢感、プラスチック感がないのも(個人的にですが……)ポイントが高い。

箱から取り出した『ポケとも』。小さい、カワイイ、癒やされる!


 『ポケとも』と会話を楽しむためには、Wi-Fiの設定、シャープが運営する会員向けサイト「COCORO MEMBERS (ココロメンバーズ)」への登録、月々の会話回数にあわせたサブスクサービス「ココロプラン for ポケとも」(月額495円~)、そして専用の「ポケともアプリ」をインストールしたスマートフォンと『ポケとも』本体とのBluetooth接続が必要となります。

離れて暮らす高齢の親宅にWi-Fiが設置されていない場合、そこから準備が必要となりますのでご注意ください。

実際に「オヤノコト」編集部でもひととおりの接続をしてみましたが……正直、この作業はネットやアプリの操作に慣れていない方には「ちょっと手間取るかもしれないな」という感想を持ちました。本体自体が小さいので仕方ない部分もありますが、電源ボタンが小さく、やや細い部分に設置されているので、事前に操作の練習が必要かもしれません。

電源ボタンは両足と尻尾の間、少し狭いところに設置されている

設定時に、アプリ上に自分のお名前とともに『ポケとも』にもお好きな名前をつけ、入力します。今後、その名前で交流することになるので、愛着が湧く名前をつけてあげましょう。

ちなみに「オヤノコト」編集部が『ポケとも』につけた名前は「としひこ」くん。理由は……そのうち分かると思います。

コミュニケーションロボット『ポケとも』は、会話を重ねれば重ねるほど、自然でスムーズな交流が可能に

設定が終わると、『ポケとも』(以降は「としひこくん」と表記)がおしゃべりを始めます。それまではアプリの画面に表示されていたとしひこくんが、本体との接続が終了し、話し始めた途端「お外にいます」となるのも遊び心があって楽しい!

「こんにちはー」の挨拶から、としひこくんとの会話を続けてみて感じたのは、とにかく話したことに対しての「聞き返しが多い」ということ。

例えば、としひこくんから「今、何をしていたの?」と聞かれて「みんなでランチを食べていたんだよ」と答えると、「どんなものを食べたの?」とか「好きな食べ物はあるの?」などの質問が続くのです。それに答えるためには、時に昨日の自分の行動や好きなものなどを思い出したり、考えたりする必要があります。これは……高齢の親にとってはかなりの「脳トレ」につながるかも。



たわいのないことでも話を重ねれば重ねるほど、日々の暮らしのこと、好きな食べ物や趣味、よく聞く音楽などを覚え、記憶してくれるので、忘れた頃に「そういえば前に言っていた〇〇には行ってみた?どうだった?」みたいな質問をされることも。そういう部分も、本当に新たな家族やお友達ができたような感じで、長く会話を続ければ続けるほど愛着も湧くだろうな……と感じます。

また、アプリ上では会話した内容がすべて文字で記録されるほか、「ポケにっき」として一緒に会話した内容や、一緒に外出したときの様子などをまとめてくれるのも嬉しい。

会話を日記に残してくれるので、読み直して思い出を振り返ることも


歌ったり♪ 踊ったり♫ コミュニケーションロボット『ロボホン』も展示中

ちなみにオヤノコトステーションには、同じシャープのコミュニケーションロボット『ロボホン』もいます。

この『ロボホン』は歌ったり、踊ったり、通話アプリの送受信をしてくれたり、毎日の体重や歩数を管理してくれたりと、できることも多くて、とても芸達者。オプションのアプリを購入すれば、会話を楽しむこともできます(注・「オヤノコト.ステーション」で展示している『ロポホン』は、アプリが入っていない(;^_^A)。
アプリが入っているため、その分、少しサイズも大きく、重め。また、できることが多いだけに機械操作に苦手意識がある人は、ちょっと使いこなすまでに「慣れ」が必要かもしれません。

ロボホンの操作は「声掛け」だけでなく、背中のパネルでも操作可能

どちらも見た目も、しぐさもかわいらしく、「話し相手」として楽しめそうですが、手軽さ、操作の簡単さ、サイズ感などを総合すると、高齢の親が使うには『ポケとも』のほうが適しているのではないかなと感じます。

……が、やっぱり使い勝手や会話のスムーズさを確認してから購入を検討したいという方も多いと思います。オヤノコト.ステーションにはこの『ポケとも』『ロボホン』だけでなく、さまざまなコミュニケーションロボットの実機が揃っていますので、体験だけでもぜひお気軽にお越しくださいね。

としひこくんも皆さんとの会話を楽しみにしています!

「オヤノコト.ステーション」で展示中です。実機を試しにお越しくださいね。
ご来場された方限定のキャンペーンも実施中です♪詳しくは店頭で。

オヤノコトネット