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親と会話をしてますか? 離れて暮らしていると、久々に会っても共通の話題が見つからない。近くにいて普段から顔を合わせていても、今さら話すことがないなど、 LINEや携帯のメールで用件のやりとりはしているけれど、親とのコミュニケーションに難しさを感じている方も少なくないのではないでしょうか。
昔はもっと会話が続いたような気がする“親とのコミュニケーション”。
すぐにできるポイントをお伝えします。
①その場に「いる」だけで、気持ちは共有できる
例えば、言葉が少ない父親の場合。その場に「いる」だけでも、いっしょに同じテレビを見て笑ったりするだけでも「気持ち」は共有できます。会話がないからと親を遠ざけてしまうと、親はだんだんと孤立してしまい、さらに無口になり、認知症につながってしまうこともあるそうです。
ほんとうに心配なことや不安なことがあれば、信号を出しているので子世代はそれをキャッチすること。例えば、「痛い」と言ったら「どこが痛いの?」、薬を飲んでいたら「何の薬?」などと、ゆっくりと聞いてみてください。父親はなかなか本音を言わないので、小さなサインを見逃さないことが大切です。
②否定的な言葉は聞き流す
歳を重ねることは、以前できていたことができなくなる『喪失』体験の積み重ねになります。
自分の老いを認めたくない(否定)、次第に、なにも食べたくない、人生に楽しいことはなにもないなど親の話も否定的になりがち。そんなときは、「そう感じているんだ」と受け止め、話を遮ったりしないで、聞き流すのもひとつです。
③自慢話を聞く
たとえ何度も同じ話を聞かされても自慢話は聞いてあげましょう。親といて話題に困ったら、思い出話にふってみるのもいいかもしれません。きっと喜んで話してくれるはずです。くれぐれも「その話、何回目?」「もう何度も聞いたよ」と言ったり、話の続きを先取りしたりしないように。
④悪口は好きなだけ言わせる
父親に比べると母親の話は、噂話や悪口が多いこともありますね(笑)。
そんなときも、(聞くほうはしんどいですが)否定するとムキになるだけなので、ガス抜きだと割り切って好きなだけ言わせておくのもひとつかもしれません。
⑤世話をしてくれるなら任せておく
母親は、いくつになっても料理、洗濯、身の回りの世話など子どものためになにかをしてあげたいと思っています。会話を使用と頑張らなくても、そんなことをしてくれている母親のそばに「いる」だけでいいのです。
⑥感謝の気持ちを忘れない
親と会話をするときには、感謝の気持ちをもつこと。
「育ててくれてありがとう」
「大学まで出しくれてありがとう」と。
親が高齢になってくると、その気持ちを忘れそうになることもあります。そんなトキニハトイレに立って気持ちを切り替えるのもひとつ。親世代は怒りっぽくなっているので、互いにムキになってしまうと、思ってもみない言葉を投げつけてしまうこともあります。そんなときには、次に尾を引かないよう、忘れましょう。
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