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バリアフリー・ライフを応援する生活情報誌「WE’LL(ウィル)」創刊。その後、高齢者社会にスポットを当てた「オヤノコト」をキーワードとしたフリーペーパー、メディアサイトの運営を行っている。
新型コロナウイルス感染症の影響が続いている。「静かな年末年始を年末年始」との呼びかけで、帰省できなかったという人も多かったのではないだろうか。
今、人生100年時代とはいえ、独居の高齢者の数は右肩上がりで増えている。また、コロナ禍で高齢の親と会えないでいる子世代が少なくない。
何かあっても、一人暮らしだと助けてくれる人はいない。だからこそ、体調や行動の把握に役立つ「見守りサービス」というものがあるのだが、知らない人も多く、さらに導入している人も少ないようだ。
みなさんはご存じかもしれないが、見守りサービスについて簡単に解説しておこう。
サービスは、会話型、緊急通報型、センサー型の3種に区分される。「会話型」とは対面や電話で体調の変化や安否などを確認するもので、郵便局が取り組んでいる見守りサービスなどが代表的なものだ。
次に「緊急通報型」。こちらは警備保障会社などが主に展開しているタイプのもので、見守られている本人がスイッチを押したり、何らかの異変があったりした場合、警備会社に通報が入り、緊急支援のために自宅に駆けつけてくれたりするもの。
最後に、「センサー型」だが、これはセンサーを居室に設置することで、子世代のスマートフォンに親の状況を教えてくれるものが主流だ。ポットや電気の使用状況、自宅での活動状況などを子供のスマホにお知らせしてくるものである。
ちなみに、弊社では、ポットの使用状況をスマホに送ってくれる象印マホービンの「みまもりほっとライン」と、独自のセンサーで生活状況を教えてくれる日立グローバルライフソリューションズの「ドシテル」の2つを無料体験できるキャンペーンを実施中だ。
※「ドシテル」のキャンペーンは、2月28日で終了。
この見守りサービス、新規参入も増えてきており、各社が力を入れている。いざというときに慌てず、人生100年時代を安心して暮らしていくためには必要なサービスになっていくだろう。
=本記事は、夕刊フジに連載しているものです。
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