40歳を過ぎたらオヤノコト

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暮らしに合った見守りサービスを選ぼう 早めの導入がリスクヘッジに

記事の発言・監修・ライター
尚宏 大澤
「オヤノコト.マガジン」編集長大澤尚宏氏

バリアフリー・ライフを応援する生活情報誌「WE’LL(ウィル)」創刊。その後、高齢者社会にスポットを当てた「オヤノコト」をキーワードとしたフリーペーパー、メディアサイトの運営を行っている。

 今や高齢の親を見守るためのサービスはさまざまな会社や団体が展開していることは以前も書いたとおりだ。機器を使うモノから、訪問する際に見守るモノなどいろいろある。
象印マホービンはポットのお湯を使った時間や量を子供のスマートフォンに送ってくれるし、東京ガスはガスの利用状況に応じて電話でワーニングしてくれたり、窓や玄関の締め忘れなどを見守るサービス、TEPCOは家電の利用状況、例えば「お母さん、今日は炊飯器を使ってないな」など、家電の利用状況が分かるサービスを展開している。
もちろん、セコムやALSOKなどの警備保障会社も見守りサービスには力を入れており、例えばセコムの「みまもりホン」は、ホームセキュリティーを契約しなくても使えるので便利なサービスといえるだろう。
また、ALSOKも「みまもりサポート」「みまもりパック」などをラインナップしており、高齢の親御さんを見守るサービスに注力している。いずれにしても、「見守りサービス」はさらなる進化を続けるだろうから、より自分や親の生活や性格に合ったサービスを選んでほしい。
=本記事は、夕刊フジに連載しているものです。

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