【防犯セミナー】同時開催企画
ご自宅&ご実家の安全のために…
家族が集まる今こそやっておきたい!
3つの「チェックポイント」とは?
毎日飛び込んでくる強盗被害のニュース。
特に最近は、いきなり家に入り込んできて、一方的に暴力をふるうといった乱暴な手口も増えており、わが家の、そして実家の防犯対策は今のままでいいのか、何から対策すべきなのか…など、お悩みの方もいることでしょう。
今この時も、誰かがあなたの家を狙っている…かもしれません。
今、市場に出回っている防犯対策グッズや、セキュリティシステムなどを利用すれば、わが家&実家の安心・安全度はグンと高まるはずだけれど、すべての窓にきっちりと防犯フィルムを貼るだけでも結構な費用がかかるもの。また、昨今の強盗事件急増により、防犯対策グッズを買い求める人が急増し、「防犯対策をしたいのに、必要なグッズが手に入らない…」という声も聞かれます。
そこで、今すぐ始めたい「安全な暮らしのためのポイント」を防犯のプロである防犯設備士の久保卓也さん(セコム株式会社)にお伺いしました。年末年始で家族が集まる機会が多い今こそ、家族みんなで対策を考えておきましょう!
▼各日10名様無料ご招待▼
Check1
「鍵をかけていない」場所がないかを確認しましょう
警視庁が2023年の一戸建て住宅での侵入窃盗の「侵入手口」を調査したデータによると、全体の46%、ほぼ半数が施錠なし、つまり「鍵がかかっていなかった場所」から侵入した…ということがわかっています(グラフ参照)。
つまりそれは言い換えれば、ご自宅やご実家で「鍵がかかっていない場所」がないかを確認し、家族が外出している時はもちろん、在宅中も離れた場所で過ごす時には、必ず鍵をかける習慣をつけるだけでも、侵入者を防ぐ有効な対策になるということ。「うちはいつもしっかり戸締りしているから大丈夫」というお宅でも、気づかずに見落としていた無施錠の場所から侵入されてしまった…なんてケースも少なくないのだとか。
では、実際に「鍵のかけ忘れ」が発生しやすいのはどのような場所なのでしょうか。
キッチンの窓や、勝手口は「開けたらすぐに鍵までかける」を習慣に!
料理のニオイがこもるのが嫌だから…と換気のために開けることが多いキッチンの窓。気になる時に「いつでもすぐ開けられるように」と、窓を閉めている時でも鍵は開けたまま…なんてことはしていませんか? それを忘れて外出してしまえば…それはもう侵入者の思うツボ。また、「窓の下はすぐにシンクだし、さすがに入ってこられないだろう」なんて甘い考えも禁物! 窓が開きさえすれば、どんな手を使っても入ってきます。
また、同様に何かと開け閉めすることが多いうえ、基本、家の「裏側」に設置されている勝手口も要注意。道路やご近所から目に付きにくい場所だけに、侵入者が真っ先に狙いやすい場所でもあります。「いつも使うから」「常に近くに人がいるから」と油断せず、常に鍵をかけておくようにしましょう。
アルミの桟やシャッターなどがあっても「常に施錠」を心がけて
入浴時にはきっちり窓や鍵を閉めていても、入浴後や清掃時など換気のために開けておくことも多いお風呂場や脱衣所の窓。こちらもつい、うっかりの閉め忘れが起きやすい場所です。道路から離れた場所、人目につきにくい位置に作られていることが多いので、こちらも侵入者にとっては狙いやすい場所でもあります。
窓にアルミの柵がある「=侵入者を完全に防げる」わけではありません
また良く「窓に柵があるから」「シャッターを閉めていれば大丈夫」と窓を開けたまま外出してしまう人もいますが、アルミ製の柵は強く揺さぶるだけで簡単に外れてしまうものもありますし、シャッターも工具があれば侵入が可能になります。短時間でも外出する時はしっかりと鍵をかけるようにしてください。
こんなところから? と思わず、欄間窓の戸締りも必ずしておきましょう
掃き出し窓や大きめの腰高窓の上にある小さな窓、この「欄間窓」には、換気ができるよう開け閉めできるタイプのものも少なくありません。通常、高い位置にあり、サイズも小さいため「こんなところから人が入れるわけがない」と、鍵をかけずにいる人も多いそうですが、実はここも侵入者に狙われるポイント。
下の大きな窓はきっちりと鍵を閉めていても、欄間窓から侵入してくる、欄間窓から身を入れ、手を伸ばして下の窓の鍵を開ける…なんてケースもあるので注意しましょう。
Check2
「侵入しやすい」場所がないかを確認しましょう
一般的に空き巣などの侵入者は、侵入に5分かかると7割、10分かかると9割が犯行を諦めるともいわれています。そこでやるべきなのが、簡単に侵入できない「入りにくい家」にすること。
周囲に人目につきにくい「侵入しやすい場所」がないかを確認しましょう
まずは家族で、自宅もしくは実家の「危険ポイント」の確認を。周囲の道路から見えない死角はありませんか? そして、その部分に侵入しやすそうな窓はないでしょうか。そうしたポイントをチェックし、重点的に対策を講じていきましょう。
中でも、手軽にできる防犯対策として人気なのが防犯フィルムと補助錠です。防犯フィルムは、ガラス窓全体に貼れば、その強度を高めることができるので、急増している「ガラス破り」での侵入を防ぐことができます。しかし、現在は品薄が続き、購入制限を設けている販売店もあります。また鍵の周りだけでなく、窓全体に貼らないと効果がないので、リビングの大きな掃き出し窓などに自分で貼るのは…かなり大変な作業でもあります。そのため専門業者に依頼する人も多いのですが、そちらも今は予約でいっぱい。工事まで1ヶ月待ち、2か月待ちというケースも少なくないのが現状です。
外から窓を開けられないようにする補助錠を付けるのも有効な手段
そこでオススメしたいのが「補助錠」。こちらは今もホームセンターなどで比較的簡単に購入できるので、できればすべての窓、難しければ侵入が心配される窓だけでも取り付けておきましょう。それによって外からは窓が開けることができなくなるため、たとえガラスを破られたとしても、侵入を防ぐことができます。
窓枠に穴を開けたりする必要もなく、簡単に取り付けできるものも多いので、年末年始、実家に帰省した時にまとめて取り付けてあげる――なんて親孝行もいいですね。
Check3
万が一の時にどうするか…
家族で「防犯訓練」をしておきましょう
このようにさまざまな対策をしていても、残念ながら自宅や実家に侵入されてしまったら…私たちはどう行動したらいいのでしょうか。
まず何よりも大切なのは「命を守る」こと。侵入する際のガラスを破る、ドアを壊すなどの音がしたらまずは「逃げる」ことを考えてください。1階にいるならそのまま躊躇せずに外へ逃げ、助けを求めましょう。それが難しい場合は、鍵のかかるトイレなどに逃げ込むのも有効です。追い詰められて逃げ出せなくなる可能性があるので、2階などの高層階に逃げるのは避けましょう。
また、2階以上にいる場合は、近くにクローゼットやトイレなど鍵のかかるスペースがあれば、施錠してそちらに逃げ込み、可能なら警察へ通報を。周りに鍵がかかるスペースがない場合は、防犯対策の一つとして、寝室に内鍵を付けておくのもいいでしょう。
万が一の際に備えて、家族で「防犯訓練」をしておくのもオススメ!
とはいえ、実際に侵入者に遭遇したら、恐怖のあまり思うように動けないことも考えられます。そこで、家族が集まる年末年始にこそ、防災訓練ならぬ「防犯訓練」をしてみてはいかがでしょうか。誰がどこに逃げ、どのように命を守るか、通報は誰がするのか…日ごろからの備え、準備が大切なのは地震や災害の時と同様です。何が起こるかわからない今だからこそ、ぜひ家族で話し合ってみてください。
▼12/15、12/17開催!お申込み受付中▼
昨今、連続する強盗被害のニュースに、実家やわが家の防犯対策はこれでいいのか、何をすればいいのか、お悩みの方に向け、高齢の親が暮らすご実家、そして親と暮らすご自宅の防犯対策について考える座談会形式での「防犯相談会」(無料)を開催します。
防犯設備士の久保卓也さんから、直接アドバイスが受けられるだけでなく、同じ「オヤノコト」世代はどうしているのか…情報交換もできる貴重な機会です。ぜひご参加ください!
開催概要
内容
・ご自宅のご状況に合わせて「今できる防犯対策」について
・最新の「今できる防犯対策」としての鍵やカメラ、ホームセキュリティについて
※具体的な個別相談をご希望の方は、間取り図・写真などをお持ちください(必須ではありません)。防犯設備士 久保卓也氏(セコム所属)
日時
第1回目:12月15日 (日) 11:00~12:30
第2回目:12月17日 (火) 18:00~19:30
※両日とも同じ内容です。定員
各日10名 (座談会形式)
※定員になり次第、受付終了。参加条件
①離れて暮らしている親の家(=実家)
②もしくは同居しているけれど昼間は親だけになる自宅の防犯対策にお悩みの方に限定させていただきます。ご了承ください。参加費用
無料
会場
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新宿区市谷田町2-6-4 エアマンズビル市ヶ谷1階 TEL 03-6265-0446
最寄駅
JR・都営新宿線「市ヶ谷」駅より徒歩5分、東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」駅より徒歩2分
※見守り・防犯サービスや商品の営業、セールスは一切ありませんのでご安心ください。
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